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二酸化塩素 安全指針

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安全指針  二酸化塩素の 安全指針

純粋二酸化塩素水の使用上の注意点 関連法令

・ガスを吸い込まない
沸点11°Cの二酸化塩素は常温ではガスとして水に含有されており、開放容器ではガスが揮散しやすい。
500ppm程度以上の濃度では、使用時は換気して、風上に立ちガスを吸入しないように注意する。
眼と鼻腔、喉に刺激がある。曝露により、軽度の頭痛、気分が悪くなるなどの症状が出ることがある。
何れも一時的なもので、数時間内に回復する程度です。
数ppmの低濃度から刺激を感じ、せき込むようになるので一酸化炭素のように退避行動が取れないまま死亡する危険はありません。
2000ppm 品を使用する場合、眼を保護できるガスマスク(塩素ガス用、ハロゲンガス用の吸収缶)を装着することを推奨します。

濃度帯による使用上の注意事項


○:保護具は無くても使用可能 △:長時間の接触を避ける ×:保護具必要 ××:保護具必須
使用条件により保護具の必要性は差があります。適切な換気、保護具着用を選択して下さい。

混合禁止物

・液性が酸性ですので、塩素系の洗浄剤を混合すると有毒な塩素ガスが発生し危険です。
・pH調整の為に水酸化ナトリウム・カリウム、リン酸塩、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリム等を混合することは問題ありません。
pHが9以上では対微生物効果が低下します。
pH12程度では濃度が低下します。
また、濃度低下速度が大きくなる場合があるので、混合後は貯蔵しないで使い切ってください。

純粋二酸化塩素水(二酸化塩素)の関連法令および安全運用のための指針



その他の規格 安全性情報

・JIS S3302 二酸化塩素を用いた除菌製品の二酸化塩素ガス発生量の測定方法-小形チャンバー法
・JIS K3800:2021 B.1.5.2 二酸化塩素(CD)ガスによる除染
・二酸化塩素の安全性毒性については次の文献を参照
IPCS UNEP//ILO//WHO 国際化学物質簡潔評価文書 Concise International Chemical Assessment Document No.37 Chlorine Dioxide(Gas) (2002) 二酸化塩素(ガス) 世界保健機関 国際化学物質安 全性計画